ご挨拶

医薬品研究開発
コンサルティング

【趣旨】
 17年にわたる医薬品(がん領域)研究に加え10年におよぶ事業開発(ライセンスおよび米国における投資業務)をあわせ、国内トップクラス製薬企業における27年の経験があります。この経験を医薬品研究開発の前進に少しでも活かすため、パインバレー研究企画としてスタートを切ることとしました。知的財産戦略ネットワーク(株)は、大学研究機関の知的財産シーズと企業の医薬品開発ニーズとのマッチングにより、医薬品研究の裾野を広げるオープンイノベーション活動を担っています。またベンチャーキャピタルからの委託を受けて、バイオベンチャー投資案件の評価を行っており、当社はその技術評価を受託しております。
 大阪大学では加速器研究機構とともに、加速器により生み出される非天然放射性物質を用いる放射線医薬品の開発を目指して、令和元年8月に一般社団法人量子アプリ社会実装コンソーシアムを設立登記いたしました。当社はその事業企画を受託しております。

【顧客ニーズ】
 大学研究機関にあっては国からの研究交付金が年々削減されていることもあり、アカデミア研究シーズを社会ニーズに上手に結び付けていくことを問われています。しかしながら大学人から見れば、起業の実務は戸惑うことが多く、起業できてからも資本計画や会社運営、そして製薬企業との交渉ごとは大変な負担です。当社では、これまでの経験(法人登記、経理、ベンチャーキャピタル運営、大手製薬企業のライセンス活動)を活かして、顧客目線でのきめ細かいコンサルティング活動をしてまいります。
 また、大学の産学連携組織での公募申請業務、大型予算獲得の経験と、国のファンディング機関である日本科学技術振興機構および日本医療研究開発機構における評価委員の経験を活かして、研究資金公募申請の支援サービスも行っていきます。
 米国におけるベンチャーキャピタル業務の経験では多くのことを学ぶことができました。その貴重な経験を活かし、VC事業運営の支援、案件評価の支援、一方で投資家目線を知る立場での、バイオベンチャーによる資本計画の支援サービスも行ってまいります。
 皆様のご支援を心よりお待ち申し上げております。

令和元年 9月3日

パインバレー研究企画

松谷 悦哉

連絡先

量子アプリ社会実装コンソーシアム事務局
〒567-0047 大阪府茨木市美穂ヶ丘10-1
大阪大学核物理研究センター 本館2F
Mail : info@pine-valley.jp